日本の民話は面白い 2
「カカさん、カカさん、こアうまかもんじゃ。おれもサヨにこんなうまかもんを作ってもらわんばじゃ。こア、なんというもんか」
「こア、しょん団子というもんじや。」
「しょんだごか。しょんだご、しょんだご。・・・あっ、もう日もくれてくいかア、もどるから。」
「もう、もどりますか。」
「あ、もうもどいよ。」
そして、しょんだご、しょんだごとつぶやきながら、出ていきました。
いっときしたら、かけこんできて、
「カカさん、あれは何やったかな。」
「しょんだごよ。」
「あ、ほんに。」
そして尾之間に帰りながら、
だんご、だんごだんご、しょんだご
だんご、だんごだんご、しょんだご、しょんだご
というのでした。
「これを忘れたなら、サヨから食わせてもらえん」
と思って、道で人に会っても、
だんご、だんごだんご、しょんだご
だんご、だんごだんご、しょんだご、しょんだご
というのでした。