暴力を受ける女性たち 7
議会の男女平等調査委員会はフダッド法を批判し、廃止されるべきであると勧告しました。
委員会は、不貞行為と強姦に関する法律は、至るところで濫用されており、姦通罪に問われた女性の95%が、第一審または控訴審で、無罪であることが判明していると非難しました。
委員会は、しかしながら、無罪が判明するまで、女性は警察の手による性的虐待と自分の名誉が殿損されることに甘んじながら、数か月を刑務所のなかで過ごすことがあると指摘しました。
委員会は、フダッド法の主な犠牲者は、中傷から自分自身を守ることができないかわいそうな女性たちであることが判明したともいいます。
また委員会によれば、この法律は、品行方正とはまったく関係のない理由で、妻や女性の親族を罰するために、夫や他の男性一族によって利用されてきたともいわれています。
配偶者による強姦は犯罪ではありません。
1979年のフダッド法は、妻への強姦に対する刑罰を廃止しました。
しかしながら、議会の男女平等調査委員会は、配偶者による強姦に対する刑罰を残すように勧告しました。
婚姻登録(ニカ)は、しばしば婚姻生活(ルクサティ)の始まる何年も前になされます。
ニカ(性行為をともなわない結婚)は形式的な結婚関係とみなされています。
1996年のある事件では、ニカは行なわれたがルクサティが行なわれていない13歳の少女が、夫と離婚することを決心しました。
夫は少女を誘拐し、強姦し、そして彼女を解放しました。
警察は2人は夫婦であると主張し、強姦事件と記録することを拒否したのです。